羽生市長に河田氏 8年ぶり無投票再選

 任期満了に伴う羽生市長選は、現職の河田晃明氏のほかに立候補の届け出がなく、河田氏の無投票再選が決まりました。市長選の無投票は前々回の2002年7月以来、8年ぶりのことです。河田氏は昨年の12月定例市議会で「日本一魅力ある羽生市の実現を目指し、私のすべてをささげたい」と出馬表明し、前回の市長選に続き、地元の三田ケ谷地区を中心に足場固めを進めていたそうです。

 近隣市町村との合併を行なわず、単独路線を選択した羽生市にとって、最大の課題は約320億円の負債圧縮とのこと。財政再建に向け、河田氏は施設運営の見直しなどによる行政コスト削減や、あい染めなどの特産品を活用した観光・産業振興などを公約に掲げています。また、羽生病院の移転問題については「市民と一緒に市内存続に向けて努力したい」と述べたとのことです。

 (Web埼玉から http://www.saitama-np.co.jp/news05/17/03.html )

 また、本日の産経新聞朝刊には、『日本一を10項目増やし、観光交流人口100万人の日本一魅力ある羽生市を目指す』と主張した。とあります。

 

 スローガンを如何にして現実のものとするか、その方策はまだ見えて来ない。『炭鉱から観光へ』とスローガンを掲げて行き詰まった夕張市を教訓とし、住み良いまちづくりを目指していただきたい。