現在、さいたまスーパーアリーナに集団避難している福島県双葉町民の方々が、４月からお隣の加須市にある旧埼玉県立騎西高校校舎に避難場所を移す。加須市長は市を挙げての受け入れを表明した。
ところで、福島県には羽生市との友好都市である金山町がある。金山町では被災地域におにぎりを送っているが、お米が不足しているため、羽生市では金山町へ送るための義援米を募っている。
双葉町と金山町とをGoogle地図で検索すると、猪苗代湖を挟んで海側【Ａ地点】と山側【Ｂ地点】にあり、両役場【Ａ・Ｂ】はほぼ同緯度にある。
金山町役場から双葉町役場までは166ｋｍだが、羽生市役所から旧騎西高校まではわずか９ｋｍだ。
双葉町民の方々のために、羽生市民としても何か出来ないものだろうか。
＜埼玉新聞より＞
2011年3月21日(月)
４月以降は旧騎西高校舎へ 福島県双葉町民
県は２０日、さいたまスーパーアリーナに集団避難している福島県双葉町民約１２００人の４月以降の受け入れについて、加須市の旧県立騎西高校校舎を活用する方針を決めた。
避難場所としてアリーナを提供できる期間は今月末まで。避難生活の長期化が予想され、双葉町が千人規模の受け入れと役場機能を併設できる施設を望んでいることから、高校跡地を有効活用することにした。今後、双葉町の意向を踏まえ、具体的な準備に入る。
旧騎西高は２００８年から不動岡誠和高（現誠和福祉高）と統合し、０７年度末で閉校となった。しかし学校施設はそのままの状態で、２４クラス分の校舎や和室のある合宿棟、格技場などが残る。加須市の大橋良一市長は「県から連絡を受けた。こちらも被災地の方々にできるだけ協力したい。市を挙げて受け入れ準備を進める」と話した。
一方、スーパーアリーナは１９日で避難者の受け入れを終了した。
県は当初、最大約５千人の収容を見込んでいたが、双葉町民を受け入れたところ、提供スペースのコンコースが埋まった。アリーナには２２６０人が避難している。
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