12月11日(日)の産経新聞埼玉版、埼玉の65歳以上増加率全国最高 10年後に「異次元の高齢化」というタイトルに驚いた。10年後と言えば、段階の世代が後期高齢者となることで2025年問題とも言われている、2025年の翌年だ。
記事から引用(青字)しよう。
65歳以上の県内人口が平成27年に178万8735人となり、5年前と比べた増加率22・1%が全国トップだったことが10日、県が発表した平成27年国勢調査の人口等基本集計結果で分かった。県内人口は726万6534人で、65歳以上は4人に1人の24・8%を占め過去最高となった。人口は今後、減少に転じると予想されている。
(途中省略)
75歳以上の後期高齢者は同17万9243人増加し76万6125人で、増加率30・5%は65歳以上と同様に全国1位。10年後は約1・6倍の121万人になると試算されており、「異次元の高齢化」という状況を迎える。
元の記事はコチラ
http://www.sankei.com/region/news/161211/rgn1612110005-n1.html
「異次元の高齢化」が意味するところは定かではないが、頭の中には、「老老介護」「認知症」「介護離職」「独居老人」「孤独死」等の言葉が浮かぶ。更に、近年話題となり問題視されている「日中独居高齢者」だ。
とりわけ、高齢者の「日中独居」問題は介護政策のエアーポケットとなっているので、10年後に備えてと言うより、喫緊の課題としてその対策が急がれる。
先ずは、一年前にクローズアップ問題で取り上げられたときの動画を見てみよう。