東京都と大阪府では現在患者数が感染症病床を上回り、神奈川県、埼玉県、京都府、新潟県では50%を超えている。一方、鳥取県や島根県などの10県では患者数0とあり、全国の平均は約30%となっている。
今後、クラスターの増殖と高齢者や基礎疾患のある方の重篤化を防げなければ、たちまち病床が不足する事態になることが予想される。
感染源が特定できない症例が続出している現状において、これらを防ぐ為に必要なことは、症状がなくても誰もが感染源となりうる自覚だ。
新型コロナウイルスとの闘いを長期戦にしてはいけないと締め括った小池都知事の生出演。3月25日の会見に続き、このときも大曲医師を伴い、まだまだ声が届かず自分たちが感染源であるという認識さえもないと言われる若い人に呼びかけた。
以下は、小池知事が大曲医師と『NEWS23』に生出演 "反転姿勢”で小川彩佳に語ったこと(中編)から引用
(小池知事)
「大曲先生もそのメンバーでご指導いただいているんですが、都の有識者会議でもこれらのことを分析する中で若い人が感染源となっているケースは多いのではないかということで今回の『感染爆発重大局面』という中に若い人に夜の外出を控えてほしいということを初めて加えた。まさしく封じ込めで感染を拡大させないという、そもそも若い人に自分たちが感染源であるという認識さえもないということで、ある意味、大きな警告を発したわけです」(引用終わり)
全編に目を通し、改めて、今、自覚するべきポイントを確認したい。